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2010年7月29日、ロシア政府は、極東地域の森林に生育する重要な樹種チョウセンゴヨウ(ベニマツ)を、「ワシントン条約」の附属書3に掲載すること を発表しました。
ワシントン条約は、希少な野生動植物を守るため、国家間の取引を規制する国際条約です。今回、チョウセンゴヨウが条約の附属書に掲載されたことにより、ロシアから周辺国に向けた、木材としての輸出が制限されることから、現地の違法な伐採にも歯止めがかかることが期待されています。
シベリアの大地に続く広大な森。この極東ロシアの森林は、ヒグマやツキノワグマ、トラ、ヒョウ、シカやイノシシなど、数多くの野生動物が生息する、世界でも屈指の豊かさを誇る森です。

とりわけ、ここに生息するトラとヒョウの亜種、シベリアトラ(アムールトラ)とアムールヒョウは、その自然の豊かさを物語る動物です。
極東地域に生息するトラの亜種、シベリアトラ(アムールトラ)。トラの亜種の中では最大の大きさになる。
生息地である森林の伐採や、それに伴う食物となる草食獣の減少、骨などを狙った密猟に脅かされている。
生息数は400頭前後と考えられている。

